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●口臭外来
口臭は、起床時や空腹時、緊張時など唾液の分泌量が減少して、細菌が増殖することによって起こる「生理的口臭」、喫煙やニオイの強い食べ物が原因となる「外因的口臭」、 虫歯や歯周病などの病気が原因となる「病的口臭」に分けられます。このなかで、注意しなければならないのが「病的口臭」。 病的口臭を改善するには、歯科医院での専門治療が必要になります。当院では、口臭の根本的な原因を突きとめ、患者さんが快適な生活を送れるような口臭測定・治療を行っています。
●ブレストロンIIで口臭測定を!
人は、自分の口臭にはなかなか気付くことができません。口内気体が絶えず鼻腔に拡散することでニオイに慣れてしまうため、自分の口臭には気がつきにくいのです。 そんなときに頼りになるのが「ブレストロンII」。客観的に口臭を測定できる最新機器です。 口臭測定は、診断に欠かせないだけでなく、治療の第一歩でもあります。 「自分の口臭が気になる」「人から口臭を指摘された」という方は、まずはブレストロンIIで口臭測定をしてみましょう。
●口臭基礎知識

口臭の三大要素ガスを分離・測定

三大要素ガスとは・・

1.硫黄水素

卵の黄身様の腐敗臭

・千苔清掃・ブラッシング指導

2.メチルメルカプタン

野菜腐敗臭・魚物臭

・PMTC、スケーリング、ブラッシング指導

2.ジメチルサンファイド

青海苔様磯臭い腐敗臭

・飲食物に由来

 

人は誰しも日常生活にともなう代謝によって、二酸化炭素をはじめ様々なガスを出しています。 健康な人の呼気中ガスからは、100種類以上の成分が検出されます。 このなかにはニオイ物質がたくさん含まれており、硫化水素のようなわずかな量でも強いニオイを発する悪臭物質も微量ながら含まれています。 これら悪臭物質のなかでも、「硫化水素」や「メチルメルカプタン」などの揮発性硫黄化合物(VSC)の濃度は、口臭の強さと密接な関連があることが分かっています。 ブレストロンIIは、口臭の原因物質とされる揮発性硫黄化合物ガス(VSC)を高感度なガスセンサーで検知して、その濃度に応じた数値を表示します。

●口臭アドバイス

日常のケアのための口臭測定を!

舌苔を取り除く、歯間ブラシを使うなど、ほんのちょっとしたお手入れによって口臭が改善される場合があります。 まずは、ブレストロンIIで自分の口臭レベルを知り、日常の口腔内ケアを見直すきっかけにしていただければと思います。

口臭妄想で悩んでいませんか?

口腔内が清潔なのにもかかわらず、口臭があると思い込んでいる方がいらっしゃいます。そういった方は、ブレストロンIIで口臭を測定してみましょう。 客観的に自分の口臭レベルを知ることで、「口臭妄想」から解放される方も多くいらっしゃいますよ。

●口臭Q&A

Q:虫歯があると口臭が強くなるって本当ですか?

A:はい、本当です。虫歯を放置していると、虫歯中の腐敗や膿み、また虫歯に挟まった食べカスが腐敗して口臭が強くなることがあります。


Q:ストレスで口臭が強くなるって本当ですか?

A:ストレスが溜まると唾液の分泌量が少なくなります。そのため、しばしば口臭が強くなる傾向にあります。


Q:朝起きたばかりだと口臭が強いのはなぜですか?

A:睡眠中は唾液の分泌量が少なくなります。細菌が増殖しやすく、口腔内の洗浄が不足するので、結果的に口臭が強くなる傾向にあります。


Q:ガムや飴は口臭予防に効果的ですか?

A:ガムや飴は唾液の分泌を促す働きがありますので、結果的に口臭を低下させることがあります。 しかし、この効果は一時的なもの。ガムや飴に含まれる成分が口臭の原因を除去するわけではありませんので、効果の持続は期待できません。


Q:洗口剤を使えば口臭は消えますか?

A:水でうがいをするだけでも10分程度は口臭低下の効果があります。洗口剤を使用すれば、数十分程度の効果が見込めます。 しかし、洗口剤に含まれる成分は徐々に希釈されていくため、持続性は期待できません。


Q:歯磨きをすれば口臭はなくなりますか?

A:多くの場合、歯磨きによって口臭は改善されます。 歯磨きだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスを使用するのもおすすめです。また、歯だけではなく舌苔の清掃も口臭改善に効果的です。


Q:口臭がするときとしないときがあるのはなぜですか?

A:日常生活のなかでニオイの強さは以下のように変化しています。


・睡眠中:唾液の分泌量が減り、口腔内が不潔になりがち→口臭が強くなる

・起床時:起床とともに唾液が分泌される→口臭が弱まる

・食事:食事をすることで口腔内が清掃される→口臭が弱まる

・歯磨き:歯磨きをすると口腔内が清掃される→口臭は弱まる

・食間:口腔内にある食べカスや剥離上皮などが嫌気性分解を受ける→口臭が強くなる

 

このように、1日のなかでも口臭レベルは変化を繰り返しているため、口臭がするときとしないときがあるのです。

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